JCBプレミアムカードとは?どんな種類があり、特典に違いはあるのか
JCBのクレジットカードには、JCBプレミアムカードと呼ばれるものがあるのですが、「対象となるカードがどれなのか?」いまいち分かりにくいです。どんな種類があって、また特典に違いなどがあるのか調べてみました。
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JCBプレミアムカードとは
JCBカードには、「一般カード」「ネクサス」「ゴールド」「ゴールド ザ・プレミア」「プラチナ」「ザ・クラス」というランクに分かれています。この中で、一般カードを除いた5つのランクのものが、JCBプレミアムカードです。総称して呼ばれているだけで、単体でJCBプレミアムカードというものが存在しているわけではありません。
ランクの格付けは、最上位のザ・クラスから順に、プラチナ、ゴールド ザ・プレミア、ゴールド、ネクサスとなっています。
プラチナとゴールドは、名称からランク的にも分かりやすいと思いますが、ザ・クラスとネクサスがちょっと分かりにくいですよね。
ザ・クラスは、JCBカードの中で最上位ランクに位置するもので、プラチナより上位ランクになっていることから、ブラックカードとも言われています。
ただ、VISAやMASTER、アメックス、ダイナースなど他ブランドと比較すると年会費的にはプラチナカードクラスと見るのが妥当です。
次にネクサスですが、20代限定のヤングゴールドカードです。
ただ、現在は新規会員の募集は行なっていません。2003年4月に新規は終了していますので、ずいぶん前の話です。
2009年8月には、ネクサスに代わる「JCB GOLD EXTAGE」という20代向けのヤングゴールドカードが新規に追加され、現在に至っています。
つまり、JCBプレミアムカードとは、JCBカードの中でゴールドランク以上のものを差します。
JCBプレミアムカードの種類
■JCBザ・クラス年会費:55,000円(税込)
■JCBプラチナ
JCBプラチナ
年会費:27,500円(税込)
JCBプラチナ法人カード
年会費:33,000円(税込)
JAL・JCBカード プラチナ
年会費:34,100円(税込)
ANA JCBカード プレミアム
年会費:77,000円(税込)
■JCBゴールド ザ・プレミア
年会費:16,500円(税込)
■JCBゴールド
年会費:11,000円(税込)
■JCBネクサス
JCB GOLD EXTAGE
年会費:3,300円(税込)
特典やサービスの違い
基本的にランクが上のものほど年会費も高いので、より特典やサービス内容もいいと思って間違いありません。ただ、JCBプラチナに限っては、対象が4種類あるのと、上位カードのJCBザ・クラスよりも年会費が高いものがありますので、例外的に見ておいたほうがいいです。
JCBプラチナは、年会費が27,500円(税込)と割安ながら、最上位カードであるJCBザ・クラスのプラチナ・コンシェルジュデスク、プライオリティ・パス、グルメベネフィット、JCBプレミアムステイプランなどの主要サービスが利用可能です。
もちろんJCBゴールドのサービスも全て利用できます。
2万5千円相当のプレゼントが毎年もらえる「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」の特典はありませんが、そのぶん初めから年会費が安いので、コストパフォーマンス的にはJCBザ・クラスより断然有利なカードであると言えます。
JAL・JCBカード プラチナもJCBプラチナと同様に、メンバーズ・セレクション以外のJCBザ・クラスの主要サービスが利用可能。年会費も34,100円(税込)と割安です。
JCBプラチナよりは年会費が高くなりますが、航空会社との提携カードであるため、JALのマイルがたまりやすい「アドオンマイル」の特典や「JALカードCLUB-Aゴールド」のサービスも利用することができます。
一方、ANA JCBカード プレミアムは、コンシェルジュサービスやプライオリティパスは付帯されているものの、グルメベネフィット、JCBプレミアムステイプランなどはありません。
年会費も77,000円(税込)とJCBザ・クラスよりも高いので、特典やサービス内容からみて、コスト的に割高感があります。
ただ、JCBザ・クラスでも利用できない「ANA LOUNGE」が無料で利用可能です。通常ならANAのプレミアムメンバーであるか、プレミアムクラスに搭乗するしか利用できないラウンジなので、ANA LOUNGEを利用したい方にはメリットがあります。
提携カードですので、ANAのサービスをメインで利用しない方にとっては、年会費の元を取るのは難しいのではないかと思います。
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[更新日]:2019年4月3日
カテゴリー:JCBプレミアムカード