ダイナースの海外旅行保険、治療費用補償がさらに充実!
ダイナースクラブカードの値上げがあって以来、目立ったサービスの改善はありませんでしたが、海外旅行保険の治療費用補償額がアップされました。
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昨日のJCBザ・クラスからの案内に続いて、本日はダイナースクラブカードからも何やら案内が届きました。
中には「ダイナースクラブカードからのご案内」や「家族カードのご案内」などが入っていて、その一つに「年会費に関する重要なお知らせ」というのがあったので、「また値上げか?」とヒヤヒヤしながら見てみましたが、昨年に値上げした内容が書いてあっただけでしたので安心しました。
ダイナースを取得してから4年ほど経ちますが、今までサービス案内のパンフレットは一度も届いたことがなかったです。
何かサービスが改善されていないかパンフレットを読み進めると、1つありました。海外旅行保険の治療費用補償額がアップしています。
傷害治療費用 200万円→300万円(限度)
疾病治療費用 200万円→300万円(限度)
昨年に値上げした時点で追加されたサービスは「空港パーキングサービス」と「手荷物宅配サービス」だけでしたので、以降に改善されたものとなります。
かなり地味な改善かもしれませんが、クレジットカードを複数持っている人にとってはメリットがある内容です。
傷害・疾病の治療費用は加算
なぜ複数のクレジットカードを持っている人にメリットがあるかというと、海外旅行保険の治療費用補償額は加算されるからです。傷害による死亡・後遺障害については、持っているクレジットカードの中で、いちばん高い金額が限度として適用されます。
ダイナースクラブカード
死亡・後遺障害→5,000万円傷害治療費用→300万円
疾病治療費用→300万円
イオンゴールドカード
死亡・後遺障害→3,000万円傷害治療費用→200万円
疾病治療費用→100万円
この2枚のカードを持っている場合、
死亡・後遺障害→5,000万円
傷害治療費用→300万+200万=500万円
疾病治療費用→300万+100万=400万円
となります。
ダイナースはカードを利用すると死亡・後遺障害の限度額は1億円となりますが、比較のためカード利用の有無にかかわらない自動付帯の場合としています。
海外旅行保険というと、1億円や5千万円など金額の高い死亡・後遺障害に目が行きがちです。
海外旅行や海外出張に行った場合、死亡するケースとケガや病気になるケースのどちらが多いかと考えれば、治療費用補償が重要であることは分かると思います。
治療費用で300万円の補償額があれば十分と思うかもしれませんが、海外で医者にかかると思っている以上にべらぼうな金額が請求されます。
入院なんかしてしまうと、1,000万円くらいかかることが普通にあるのです。
ですから、例にあげたイオンゴールドカードなど年会費が無料のクレジットカードであっても、海外旅行保険が付帯されていて、傷害・疾病の治療費用も補償されているならサブカードとして複数持っているほうがメリットがありますし、まんがいち海外で医者にかかったとしても安心できます。
クレジットカードを複数持ってると年会費は増えるし、たとえ無料であってもポイントは分散されたりと管理が面倒と思う人が多いかもしれませんが、良い面もあるということです。
今回は、海外旅行に行った場合にしか関係のない改善内容でしたが、今後もダイナースのさらなるサービス改善に期待ですね。
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[更新日]:2015年12月21日
カテゴリー:ダイナースクラブカード