イオンゴールドカードは更新時にノーマルカードへ戻ることがあるのか?
イオンゴールドカードは、通常のイオンカード会員が一定の条件を満たした場合にのみ発行されますが、更新時にその条件を維持しておかないと「ノーマルカードへ戻ってしまうのではないか?」と気になってる方もいらっしゃると思います。
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一度取得すれば格下げはありません
今日、イオンゴールドカードを取得してから初めて更新カードが届きました。家族カードの分も一緒に送られてきましたよ。
有効期限が2016年1月末でしたので、期限10日前の到着でした。もっと余裕をもって届くと思っていたのですが…
下に写っているのはTカードプラスの更新カードです。同時に送られてきたので、一緒に写していますが意味はないです。
ちゃんとゴールドカードが届きました。
私の場合は、年間のカード利用額が100万円以上という条件で取得したのですが、直近はほとんど利用していませんでした。
他の条件でも同じですが、イオンゴールドカードは一度取得すると、以降はカード利用が全くなかったとしてもゴールドのまま更新され続けます。
「ゴールドカードをすでに持っていますが、取得後は年間20万程度しか利用していません。ゴールドの権利は維持できるのでしょうか?」とブログ読者からの問い合わせがありましたが、ずっと維持されるので大丈夫です。
イオンカードへ格下げになる心配はありません。
セキュリティ対策の強化によりICチップ化
私が持っているイオンゴールドカードは、更新カードが届くまでWAON機能のついていないタイプのものでした。ノーマルのイオンカード(紫色のやつ)に申し込んだときから、WAON一体型を選ばなかったので、ゴールドカードも当然のごとくWAON機能がないタイプが送られてきたのですが…
今回の更新カードではWAON一体型が送られてきました。
とくに「WAON一体型に切り替えて下さい」とお願いしたわけではないのに「何で?」と思い、イオンクレジットサービスのコールセンターへ問い合わせしてみました。
自分的にはWAON一体型になったからといって、問題があるわけでもなく、別によかったのですが、手違いで届いているなら嫌だったので一応確認ということで。
コールセンターの担当いわく、「ICチップ強化のため、WAON一体型へ切り替えさせてもらいました」とのこと。手違いとかではなく、ICチップ搭載カードに順次切り替えを進めていると言ってました。
でも、事前に連絡くらいしてくれてもいいと思うのですけどね…
「以前からICチップは搭載してるけど?」と言ったら「家族カードには、ついてないはず」との返答。
確かについてなかったです。
普段は嫁さんが使ってるので忘れてました。
現在では、新規イオンカードの発行はWAON一体型しか受け付けていないとのことです。
ただ、公式サイトではWAON機能がないというか、ICチップが搭載されてないイオンカードもラインナップとして存在してるので、担当の言ってることが正しいのかイマイチ納得できず。
ちょっと調べてみました。
確かにセキュリティ対策の強化に向けた実行計画というものが経済産業省のWEBサイトにまとめられています。
2.「実行計画」の概要
1.カード情報の保護について
カード情報の適切な保護の観点から、2020年までに、加盟店のカード情報を非保持化する取組を進めるとともに、保持する事業者等にはPCI-DSS(データセキュリティの国際規格)への準拠を進めます。
2.カード偽造防止対策について
2020年までに、クレジットカード及び加盟店の決済端末の「IC対応化100%」を実現します。そのため、IC取引時のオペレーションルールの策定や、POSシステムにおけるIC対応の低コスト化等を進めます。
3.ECにおける不正利用対策について
ECにおけるなりすまし等の不正使用被害を最小化するため、2018年までに、EC加盟店において多面的・重層的な不正使用対策を導入します。
イオンカードだけのことではなく、クレジットカード取引全体に関してのセキュリティ対策強化の一環として「IC対応化100%」が計画されているようです。
ICチップにすれば暗証番号が登録されるので、カード情報を抜き取るスキミング犯罪の予防にも効果を発揮します。持っているクレジットカードが、まだ磁気ストライプ型なら、早いうちにICチップ型へ変更したほうがより安全ということですね。
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[更新日]:2017年4月30日
カテゴリー:イオンゴールドカード